実はとっても奥が深い歯磨き!

“歯は老化で失うものではありません”

先日の大阪のセミナーで、三ヶ月通して学んできたことの1つです。
日本でも近年の歯科において、治療よりも予防がかなり注目されるようになってきました。
(残念ながら、本邦は先進諸国の中ではかなり遅れていますが…)

当院でも、今まで以上に予防には力を入れ、院長はじめスタッフ全員で取り組んでいます!
患者様と接している中で私が驚く事や、発見は日々沢山あるのですが、その中で、歯磨きに関する事だと…

・血が出るので、驚いて(怖くて)そこはあまり磨いてないです!
・歯磨き指導??今まで一度も教えてもらった事はありません!
・フロスや歯間ブラシを使ったら、歯と歯の隙間が広がった気がする

この辺りは患者様から割とよく言われることがあります。

患者様が悪いわけではありません。
私達歯科医療従事者が、今まで築き上げてきた歴史の現実というのが、ここに現れていると言えます。泣

30年、40年と生きている中で、一度も歯科医院に行ったことがない!という方はほとんどいないと思います。
それなのに、なぜ。
一度も歯磨き指導を受けたことがないのか…
疑問点もありますが!!!

当院では、そういったことが起きないよう、最近今まで以上に歯磨き指導を始めとした、
口腔衛生環境に関わるお話等に力を入れています。

・歯茎から血が出るのはなぜか
口の中が不潔な状態なまま時間が経つと、歯の表面に細菌が付着し、歯肉・歯茎が炎症を起こします。
その炎症が強くなってくると、段々歯茎から出血するようになります。
歯肉の下にも毛細血管が沢山あるので、炎症があると、少しの刺激で簡単に出血してしまいます。

出血して、驚いて、その部分は磨くの控えめにしていました。
これは間違いです!
出血してしまう部分こそ、しっかり歯ブラシをして、清潔な状態を作りましょう!

何日間かじんわり出血してきますが、正しいブラッシングで、必ず改善されます。
炎症が酷い方ですと、歯ブラシで触れた時に歯茎が痛む可能性があります。
そのような場合は、柔らかめの歯ブラシを使うようにしましょう。

正しい歯磨きにより、歯茎の炎症もなくなり、引き締まった健康な歯茎を取り戻すことが可能です^^

そして…当院では、最低限お口の中の清掃状態が良くないと、虫歯の治療に入ることができません!

治療前に何度も何度もクリーニングの時間をつくり、患者様ご自身で、口の中の清掃のプロになっていただいてから、やっと、治療を始めることが可能となります!
(この辺りも当院で今まで以上に徹底していく次第です)

勿論、痛みや腫れがあれば、その痛み等の除去をする処置が最優先ですが、本格的な治療に入るのは
清掃状態が良くなってから、という形になります。

虫歯治療に使用する様々な薬剤は、唾液や水分、血液と相性が悪いとされています。
汚れ、炎症、出血があることで、虫歯治療をスムーズに行えず、残せるはずであった歯の神経を
除去しなければならなくなったり…
(歯の中心部にある神経と呼ばれる部分で、痛みやしみる等感じることができます。

全身からの栄養や血の巡りも、その神経を介して行なっているので、神経を除去すると
歯としては残っても、血の巡りのない、死んでしまった歯のようになり、脆くなってしまいます。)

また、詰め物を作成する時に上手く型取りが行えなかったり…
せっかく治療をして治したのに、清掃状態が悪く、また同じところが虫歯になってしまったり…

歯科医院で行う専門的なクリーニング、定期的なプロ・ケアーも勿論大切です。
が、毎日食事をし、生きているだけでお口の中は菌の宝庫になるので、ご自身で行う
セルフ・ケアーが何よりも大切なのです。

毎日毎日歯科医院でクリーニング!というわけにはいかないですからね。
(ですが、ほぼ毎週のようにメンテにいらっしゃるクライアントも
実は結構いますね!)

虫歯菌、歯周病菌といった菌の数や質、歯並び、唾液の量、患者様により、リスクはそれぞれ異なります。

歯ブラシの形や硬さ、フロスや歯間ブラシの形状、補助用の清掃器具は何が必要なのか。
どういったやり方や、使用タイミングが適しているのか。

洗口剤(次亜塩素酸水、3240円で販売中!皆様にご好評いただいたます^^)の使い方など、諸々お一人お一人に適したアドバイスをさせていただきます!

歯ブラシだけでは取り切れない汚れら沢山あります。
歯磨きって奥が深いんです。

院長の最近の口癖、、、”歯を磨かないと死にまっせ!”

大人になって今更歯磨きの方法なんて…
掃除ばかりで、早く治療して欲しい…と思われる方もいらっしゃるかも
しれません。

しかし、どんなに時間と費用を費やした治療をしても、
それを長持ちさせられるかどうか、日々の歯磨き次第で変わります!

私達も、一度治したところをまた削って詰めて、また…という
何度も何度も削る治療はしたくないのです。

患者様と私達で頑張りましょう^^!
そして院長がこれもよく言っている、東京オリンピックまでに
皆様の口臭をゼロに!を、目指していければなと思います。

宮本でした!!