みなさん!
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
令和2年最初のオフィスブログは、石垣がお送りします!
さて!みなさん!
首こり、肩こりはあるでしょうか??
それ、もしかしたら歯や顎が原因かもしれません!
TCHをご存知ですか??
TCHとは、Tooth Contacting Habit の略で、
日本語で言えば、上下の歯を接触させる癖のことです。
日中何かに集中したり、緊張した状況で、上下の歯をわずかに軽く「くっ」と接触させる癖が、東京医科歯科大学の歯科顎関節治療部での顎関節治療を受けられる患者さんに多く認められたことより、木野准教授を中心にしたグループでこの「TCH」が提唱されたそうです。
かんでるのが普通じゃないの???
じゃ、何が普通なの???
と、思ったあなた!!
人はリラックスした時の上下の歯は、当たることなく少し隙間が空いています!
この1~3ミリの隙間を「安静空隙」と呼びます。
実は皆さん。。
上の歯と下の歯が触れ合ってる時間は1日15分~20分なんです!!
少ないでしょ!!!
上下の歯が軽く触れた状態でも、顎の筋肉は緊張状態にあるという事なんです。
では、TCHはどんな症状が出てくるでしょうか。
軽く上下の歯を接触させることでも、その歯の歯根表面にある歯根膜という神経の圧迫、血流障害が起こっています。
それによる歯の知覚過敏症状、ダメージによる歯痛や動揺、浮き症状、やがては歯周病の進行にもつながってゆきます。
また、かみ合わせた状態の持続は、耳の前にある顎関節の圧迫を引き起こし、血流障害・関節痛の原因となります。顎関節症発症の一つの要因です。
軽くかみ合わせた状態でも、収縮した顎の筋肉は緊張状態にあります。
その状態の持続は、首や肩の筋肉の緊張へとつながります。
そして疲労、血流障害が、筋肉のコリとなって出現するのです。
おぉ、こわ。
たかが3ミリの隙間でこれだけの症状に繋がってしまうのです。
思い当たる方は、まず、歯がくっついてたら離す!!
あとはマウスピースです!!いつでも相談してください。
そういう私もTCH該当者な石垣でしたー!