医院情報

初診専用ネット予約

はじめまして!中村です!

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の中村と申します🦷
7月からハルデンタルオフィスのメンバーとなりました。
みなさまのメンテナンスなどにも入らせて頂いていますので、宜しくお願い致します。

さて、今回は詰め物被せ物の材質【セラミック】と【銀】の違いついてお話しさせてください。

虫歯を治療したあとに詰める「詰め物」には、いくつかの種類があります。
主に使用されるのが保険治療で使用する「金属」と自費治療で使用する「セラミック」です。
どちらも歯の形や機能を回復させるものですが、見た目や性質、耐久性にはそれぞれ特徴があります。

まず、金属(いわゆる銀歯)は、保険診療で一般的に使用される素材で、正式には「銀パラジウム合金」と呼ばれます。

この詰め物はピンクの粘土のようなアルジネートで型どりをして、模型を作ります。

その模型に金属を溶かして流し込み、冷やして固めて詰め物を作ります。冷める過程でごくわずかに歪みが生じます。
その結果、歯との間に小さな隙間ができやすく、そこから唾液が入り込み、詰め物の下の接着剤が溶けてしまい詰め物の脱離につながり、細菌が入ることでで虫歯が再発してしまう【二次虫歯】につながります。
また、金属が柔らかいため上下の歯で噛み合うと真ん中に力が掛かり端は浮き上がってきてしまいます。
さらに隙間を大きくしてしまいます。

二次虫歯ができると、詰め物を外して再治療を行う必要があり、そのたびに健康な歯質も少しずつ削ることになります。
治療を繰り返すうちに歯は徐々に弱くなってしまうため、将来的に神経の治療や被せ物が必要になることもあります。
長期間お口の中で金属を使用していると、金属イオンが溶け出し、体質によっては金属アレルギーを引き起こすこともあります。

一方、セラミックインレーは白く自然な見た目が特徴で、周囲の歯となじみやすく、審美的にも非常に優れています。
金属を使用しないため、アレルギーの心配もありません。(※写真は被せ物タイプです)

さらに、セレックを使い光学印象(カメラで型どり)を行い、削り出して作製するため、歯との適合が非常によく、細菌が入り込みにくくそのため、二次虫歯のリスクを抑えられます。
※一部アルジネートで型どりが必要なセラミックもあります。

特にe-maxやオールジルコニアは表面がなめらかで汚れや着色がつきにくく、清潔な状態を保ちやすいのも特徴です。
分かり易い例をあげると・・・

銀食器と陶器食器はどちらが油汚れが落ちやすいでしょうか!

お皿洗いをしたことがある人ならわかると思います!
金属に油汚れがつくとなかなか落ちないですよね。陶器はスッと落ちるかと思います。
お口の中も一緒です。
ネバッとしたプラークなどが銀の詰め物につくとよーーーく、よーーーーく磨かないとなかなか落ちません。
そして、汚れが非常につきやすいので、二次むし歯のリスクもさらに上がります。
長く長く人生を共にする歯なので、出来るだけ清潔でしっかりと使いうために、セラミックはお勧めです🎵

そして当院では、セレックシステムを導入しております。
院内でセラミックを作成できますので、『時間が無い!!!!』という方は是非。
なんと、なんと!その日のうちに治療を終えることができます。(ワンデー治療は別途料金が掛かります)

当院では、患者さま一人ひとりのご希望やお口の状態に合わせて最適な方法をご提案しています。
「自分にはどちらが合っているのかな?」と迷われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、安心して治療を受けられるよう丁寧にサポートさせていただきます!!