皆様こんにちは(^_^)
初めてブログ担当させていただくことになりました!歯科衛生士のイマイです!
Instagramの投稿も担当していますので、是非拝見してくださると嬉しいです( ᴗ ᴗ)⁾⁾
よろしくお願い致します。
今回のテーマはセラミックの種類とそのメリットデメリット!!!
まずは主なセラミック三種類を紹介していきます。
歯科治療におけるセラミックは、審美性と機能性を兼ね備えた素材として広く使用されています。
セラミックの種類は、主に素材の組成や特性、用途によって分類され、それぞれにメリットとデメリットがあります!
1.ジルコニアセラミック
ジルコニアは、非常に高い強度と耐久性を持つセラミック素材です。
金属並みの強度があり、奥歯のような強い咬合力がかかる部位に適しています。
ジルコニアはメタルフリーな素材で、金属アレルギーの心配がなく、審美性も高いです。
透過性が低いため、天然歯のような透明感を出すのは難しい場合がありますが、最近では高透過性のジルコニアも開発され、前歯にも使用されることが増えています。
メリットは、割れにくいことと長期間の安定性ですが、硬すぎるため対合歯(噛み合う歯)を摩耗させる可能性がある点に注意が必要です。
また、加工には高度な技術が必要で、コストが高めになる場合があります。
なので、セレックではすご~~~~~~~~く細いバーを使ってミリングをしています!
2.e-max
e-maxは、ガラス系セラミックで透明感と自然な色調が特徴です。
前歯や審美性を重視する部位に適しており、天然歯に近い見た目を再現できます。
e-maxは強度と審美性のバランスが良く、単冠や薄いラミネートベニアに使用されます。
メリットは、優れた審美性と接着力の高さですが、ジルコニアに比べると強度がやや劣るため、ブリッジには不向きな場合があります。
変色しにくく、歯垢もつきにくいため、衛生面でも優れています。
3.ハイブリッドセラミック(タルギスなど)
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(樹脂)を組み合わせた素材で、柔軟性と審美性を両立させています。
硬すぎないため、対合歯への負担が少なく、インレーやアンレーなどの小さな部分修復に適しています。
コストはe-maxやジルコニアより抑えられることが多いですが、長期的な耐久性や審美性は純粋なセラミックに劣る場合があります。
また、経年による変色や摩耗が起こりやすい点も考慮が必要です。
セラミック選び方のポイント✮⋆˙
セラミックの選択は、治療部位、咬合力、審美性の要求度、予算によって異なります。
前歯では審美性を重視してe-max、奥歯では強度を重視してジルコニアが選ばれる傾向があります。
また、患者の口腔環境も選ぶ材質が変わってきます。
セラミックには沢山の種類があり、適したセラミックを自分で選ぶのは難しいと思います。
歯科医師や歯科衛生士と相談し、メリットデメリットを理解した上で自分に合ったセラミック治療をしていきましょう!!!