みなさまこんにちは!
歯科衛生士の阿部です(^ ^)
だんだんと肌寒くなり、秋が深まってきましたね。
体調を崩さないようにお気をつけけください(^。^)
本日は、当院でフル活用中の”セレック”についてと、セラミックの種類を改めてご紹介いたします!!
少し前から、受付横にあるこちら!
気になっている方もいるかと思います。
“CEREC”という、簡単に言うとセラミックの詰め物や被せ物を削り出す機械です!
セラミックのブロックをセットし、設計したデータを送ると、あっという間にセラミックの詰め物が出来上がります。
(削り出したセラミックは、その後焼付けと研磨をします)
セレックで治療する歯は、従来型取りが必要ありません!
柔らかいのを口に入れて、2~3分硬化を待つ必要がないので、不快感が解消されます。
治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影します。
なんと、わずか数秒で終わります。
カメラで撮影した後は、モニターに歯列がでてくるので、詰め物の形や噛み合わせを理想的に設計していきます。
設計後は、ミリングマシンにデータを送り、セラミックを削り出していきます。その後、セラミックを焼き付け、研磨として完成です。
セレックのブロックは耐久性があり、10年後の生存率が90%以上という良好な結果を残しているようです。
接着性も、歯+接着剤+セレックの接着性が非常に高く、天然歯に最も適合している素材と言えます。
気になる方はぜひご相談ください!!
また、セラミックの種類について少しお話しさせていただきますね。
“e-max”と”ジルコニア” がよく聞くセラミックの種類だと思うのですが、それぞれの特徴です。
○e-max○
・二ケイ酸リチウムガラスを主成分とした歯科セラミック材料
・従来に比べ曲げ強度が強いため、かみ合わせの強い方、くいしばり、歯ぎしりの方へ有効
・非常に見た目が良く、ほとんど変色しない
・汚れ(プラーク)が付きにくい
・歯と分子レベルで強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい
・強度と透明度がある
・安全性が確立されている(金属を使わないため)
○ジルコニア○
ジルコニア(ZrO2)はダイアモンド類似石として用いられるジルコン人造ダイアモンドと同じ元素でできています。強さと美しさを持つ素材です。
セラミックの中でも強度や粘り強さの双方を兼ね備えた素材です
・非常に高度な耐久性
・安全性が確立されている(金属を使わないため)
・天然歯に近い色が出せる
上記2つともセレックで作成可能です。当院では、一人ひとりにあったものをご説明しています。
なんでも相談してくださいね(^ ^)
以上、阿部でした!!