こんにちは、チーフ衛生士の石垣です。
また私です!(>▽<)
「私たちのこだわり」シリーズ第3週目では、当院の医療品質を支える“チーム医療”についてご紹介します。
歯科医療は、技術だけで完結するものではありません。
安全性・正確性・快適性を追求するためには、スタッフ全員の知識、判断、そして綿密な連携が不可欠です。
今回は、その“診療品質の根幹”とも言えるチーム医療についてお伝えします。
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◆診療の精度を左右する、事前準備の徹底◆
当院では治療前の準備段階を非常に重視しています!
診療計画の共有、カルテ内容の確認、使用器具の選定、滅菌セットの最終チェックなど、
各プロセスを複数名で確認しながら進めます。

特に、初診・再治療・複雑な症例については、
歯科医師 × 歯科衛生士 × 歯科助手 ×受付が情報を共有し、
「治療中に必要となる可能性がある器具」まで想定した上で準備を行います。
事前の精度が、治療中の安全性とスムーズさに直結するためです。
もちろん朝も朝礼があり、その日の流れや注意する点共有する事などを話しています。
たとえば
「本日10時~の●●様、メンテナンス時にしみることがあるので注意してスケーリングお願いします」
「●●様、歯科恐怖症があるかたなので注意お願いします。」
など、みなさんが快適に治療・メンテナンスを受けて頂けるように情報共有をしております。
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◆治療中の情報共有は“最小限かつ正確に”◆
治療中に必要な情報を必要なタイミングで、短く、正確に伝えることが重要です。
そして先生が発した内容や患者様との会話はすべてカルテへ記載しております。
また、患者さんの表情や呼吸の変化、体勢の違和感、痛みのサインなどは、スタッフがいち早く察知し、
院長へ伝達します。
歯科医院ではお顔にタオルをかけるとことが多いと思います。
当院に通院中の患者様はご存じかと思いますが、当院ではよっぽどお水がかかる時以外
フェイスタオルを使用することはありません。(自費メンテでは使用します。)
これは、みなさんの表情でいち早く変化に気が付けるようにしております。
この連携があることで、痛みの軽減、治療時間の短縮、突発的なリスク回避が実現できます。
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◆“情報の蓄積と更新”が医院の質を作る◆
毎日の診療をただこなすのではなく、それぞれの症例から得た情報をスタッフ間で共有し、医院全体で知識として蓄積していくことも重要なプロセスです。
症例検討やスタッフミーティングでは、
・治療中に起きた課題
・患者さんから寄せられた声
・より良い動線や準備方法
といった細かな点を振り返り、改善を続けています。

この積み重ねが、医院全体の質を高め、結果として患者さんの満足度向上につながります。
私笑ってる・・・・・。こういう顔なんです!!笑
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◆チーム医療は“見えないこだわり”の集大成◆
患者さんから見えるのは治療の場面だけですが、その背後には膨大な準備と情報共有、役割分担、そして連携が存在します。
これらはすべて、「安全で精度の高い歯科医療を提供する」から生まれたものです。
これからもハルデンタルオフィスは、目に見えない部分こそ大切にし、医療としての質を高め続けてまいります。
次回の第4週目は、
「私たちが“痛くない治療”を目指す理由」
をお届けします。ぜひお読みください。