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ハルデンで良く聞く「神経を保護します」とは

こんにちは!

10月に入り、だんだんと過ごしやすい季節になってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さんもどうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

さて、今回は神経を守る薬剤ダイカルについてお話します

ダイカルってなに?

前回、大澤さんのブログにあったように歯は虫歯になると二次象牙質をつくります。
しかし、しかし!
その二次象牙質は完全なる壁ではなく、簡単に言うと網戸やブラインドのようなものです。
なので、まだまだ二次象牙質が出来たとはいえ神経へ刺激がいきやすいのです。

そこで使うのがダイカル!

ダイカルは、虫歯を治すときに歯の神経を守るために使う特別な薬です。
水酸化カルシウムの成分で網戸だった二次象牙質を完璧なる壁へと変化させるのです✨
歯を守り、歯が自分で修復する力を助ける役割を果たします。

ダイカルの特徴

ダイカルには水酸化カルシウムという成分が入っていて、歯の保護や修復に役立つ働きがあります。
• 神経を守るバリア:外からの刺激をやわらげて神経を保護
• 歯を修復するサポート:歯が新しい組織(二次象牙質)を作るのを助けます。

虫歯が深い場合はダイカルダイカルの出番なのです!
特に【2次むし歯】は一度虫歯になって治療をしているところを、さらに虫歯を取るので
必然的に深さが出てしまいます。
なので、歯の奥を守る「保護シート」としての役割であるダイカルが大切になってくるわけです🦷

そういわれても
なにそれ?歯の中に何入れられてるの?となりますよね。
ダイカルは2つのペーストを練和してできあがります。

そして、神経に近い部分またはほぼ神経が出てしまっている部分に置きます。

虫歯の治療⇒ダイカル⇒裏装とこの処置を短時間で行うことで
他院様では神経の治療になってしまう虫歯も当院では神経を残せます!!

最後に

ダイカルは、虫歯治療で歯の神経を守り、二次象牙質という新しい歯の壁を作る力を助けてくれる大切な材料です。
目には見えない部分ですが、歯の健康を長く保つための「縁の下の力持ち」といえます。
大きな虫歯でも神経を残して治療できるのはダイカル様様です!!

次は初登場中村さんの金属とセラミックの被せ物の違いについてです!