皆さま、こんにちは。
院長の金村です。
先週末、チーフ、宮本くん、廣部くんわたくし合計4人で、
貴重なセミナーに参加するため大阪へ出張して参りました。
勿論、医局旅行では有りません。
先日チーフの豆知識で紹介のあった、
パンキーフィロソフィーを基礎から学ぶための1泊2日合宿研修です。
始発の新幹線に乗るため、早朝東京駅に集合!
全員めっさ眠いはずなのに、やたらとハイテンションなお方がこちら(笑)
そうです、
人生初新幹線の廣部くん!指差す先には綺麗な富士山!!(笑)
折角の土日なのにセミナーに参加してくれるスタッフのために、わたくしから
ささやかなプレゼントとしてグリーン席をご用意しました。
初新幹線で初グリーン!贅沢ですね~~~
実はこれには訳が有りまして、今回のセミナーは医療従事者としての哲学を学ぶためのもの。
技術系のセミナーでは常に手を動かすので寝くなることは無いのですが、、、
ほぼ全て講演のみだと眠くなりますよね。
静かでゆったりとしたグリーン席でゆっくり睡眠をとって貰い、10時から5時までの講演を
一睡もせず乗り切って欲しいとの親心でしたが。。
”親の心子知らず”とはよく言ったもので、正に修学旅行(笑)
でも、ご安心下さい。この駅を過ぎるころは全員爆睡でした。
さて、何時もどおり前置きが長くなりましたが、、
今回の目的ですが、
アメリカの歯科医師、パンキー先生が生涯掛けて実践された臨床哲学を、
我々にも解りやすく教えて下さる河村先生先生のご講演を聞くためです。
御歳なんと90才‼️更に生粋の大阪人(笑)
久しぶりに関西弁丸出しの講演で、違う意味でも大変楽しく有意義な時間でした。
チーフと相談、2年前に東京で開催された1日セミナーを一緒に参加したことがきっかけで、
川村先生は元々は細菌学の先生で、実際に医科で学位を取得されたダブルライセンス保持者。
考え方もお医者さんに極めて近く、”歯医者らしくない臨床医”でした。
歯医者が巷に溢れているのに、日本国民の口腔衛生状態が極めて良くないことを
憂いている同志でも有ります。
東京医科歯科大学歯学部名誉教授でもある総山先生ともご親交があり、歯科界の重鎮。
(総山先生は、写真左上長身のお方です。)
大先生お二人のご教示はまことに的を射たもので、正に現在日本の歯科医療が抱える
問題解決のためには、我々歯科医師、国民両方の意識改革が本当に必要な時期に来ていると
改めて認識出来ました。
皆さま、老化で歯を失うものだと勘違いしていませんか?
歯科医の皆さま、”ホケン”だからこんなもんでええかな~と、妥協診療していませんか??
その治療、自分の親兄弟にもしますか???
誤解を恐れず申し上げると、日本の歯科医たちが余りに”ホケン医療制度”でボケてしまったため、
本来、プロフェッションとしてなすべきことしてこなかったツケが、皆さまにまわって来ております。
先日の加藤くんのブログでも紹介が有りましたが、
余りに歯医者がやらないので、医科の先生方からこのようなことを発信されている始末・・・
西田先生は、日本の歯医者は破壊者ばかりで、マジいらね~~~と仰ってます。。
かなり長くなりますので、続きは順次ブログでお披露目致しますね。
院長の金村でした!