こんにちは!
歯科衛生士の石垣です。
毎日毎日暑いですね。
年取ると代謝が悪くなるといいますが、この暑さのせいで私の年齢(聞かないで!)でも汗がすごい!!
皆さんこまめに水分補給しましょうね☆
歯がしみるという経験をされたことはないですか??
最近、歯磨きをするとしみる~、ご飯食べたときに違和感がある~。。
それはもしかしたら、WSD(くさび状欠損)かもしれません。
今回はWSD(くさび状欠損)についてお話しします!!
WSDとはWedge Shaped Defectの頭文字を取った名称で、一般にくさび状欠損と言われるものです。
当院に通われている方は担当衛生士から説明あったかとおもいます(^_-)-☆
具体的な症状や原因についてお話しする前に先に歯の構造について簡単に説明します。
歯の構造はエナメル質→象牙質→神経という構造になっており、歯根では象牙質の周りをセメント質が覆っています。
一番外側のエナメル質は人体で最も硬いと言われており、その厚みは歯の上部から歯茎に近づくにつれて薄くなっています。
象牙質は骨と同等の硬さで、象牙細管と呼ばれる無数の管を有し、この象牙細管の中を刺激が伝わることで痛みがでます。
WSDは歯の表面のエナメル質や象牙質、特に歯肉との境目である歯頸部がけずれ、くさび状の窪みが出来てしまう状態をいいます。
歯頸部でよく見られるのは、エナメル質が上部に比べ薄く、エナメル質と比較するとけずれやすい象牙質が露出するためです。
この象牙質は少し茶色がかっていますので、WSDの部位はご本人でも確認しやすいと思いますよ(^o^)
WSDが出来てしまうと、エナメル質及び象牙質と神経との距離が近くなってしまうため、より刺激が伝わってしまい沁みや痛みを感じやすくなります。
原因として考えられているのは次の3つです。
- ブラッシング(歯磨き)
- 咬合力(噛み合わせ)
- 歯周病
一つ目のブラッシグによる原因とは、硬めの歯ブラシや研磨剤入りの歯磨き粉の使用、強い力による歯頸部の歯磨きにより、硬いエナメル質が徐々に摩耗していくことによりくさび状欠損が出来ます。
適度な力でブラッシングしましょう(*^_^*)
二つ目の咬合力による原因とは、噛み合わせが悪かったり、強い咬合力が歯頸部にかかることにより歯質が破壊されてくさび状欠損ができあがります。
三つ目の歯周病による原因とは、歯周病の進行により歯肉が退縮することでセメント質が露出し摩耗することを指します。
ついつい歯磨きも早く済まそう、でもしっかり磨かなきゃということで力強くゴシゴシと磨いてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では歯を削らず、なくなってしまって部分だけ補修できます!!もし、しみるなぁと感じた方は担当衛生士までご相談ください\(^o^)/
石垣がお送りしました‼
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親切で痛くない治療を目指しています!
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