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石垣がお送りするキシリトールのお話し‼

みなさんこんにちは!歯科衛生士の石垣です。

1月ももう半月が過ぎましたね。いや早い早い(^_^;)
巷では、もう、節分やバレンタインデーのイベントの準備になってきていますね!!

バレンタインデーのチョコレートはキシリトールチョコなんていかがですか??
え?キシリトールってよく聞くけどなに??

では、今回はキシリトールのお話です!!

さてさて、キシリトールは代用甘味料なんて呼ばれますね。砂糖の代わりに使用される甘味物質より総称です。
糖尿病でも安心して食べられる高血糖を生じない甘味料、肥満対策に用いる低カロリーのダイエット用甘味料、そしてむし歯の原因にならない甘味料などがあります。

表の甘味度とは、ショ糖(砂糖)の甘さを「1」としたときの相対的な甘味度です。

糖質に分類されない非糖質系の甘味料でも、非常に強い甘さを誇ることが読み取れます。

それでいてカロリーやむし歯のリスクはほとんどなく血糖値も上昇しないので、多くのダイエット食品や糖質オフ商品に添加されているのです。

単糖に多糖…マルチトール、グルコース、エリスリトール…国試のときに必死で覚えたのがなつかしいです。

この中でも、キシリトールはむし歯の原因とならない代用甘味料の一つです。

キシリトールが虫歯を防ぐと言われる理由が以下の3つ

  • カルシウムとくっつき再石灰化を促す
  • キシリトールは虫歯の原因となる酸を作らない
  • 虫歯菌の働きを抑制する

キシリトールは、カルシウムとくっつき再石灰化を促します。

歯は、脱灰によって表面が溶け、再石灰化で溶けたところを修復しています。
これの繰り返しで、虫歯ができません。

つまり!!!

活発に再石灰化が促されれば、虫歯ができにくくなるということ。
キシリトールは、唾液の中に含まれるカルシウムとくっつき、再石灰化を促進してくれます。

また、キシリトールは、虫歯の原因となる酸を作りません。これは糖アルコールの中でも、キシリトールだけが持つ特別な働きです。

虫歯の元凶となっている虫歯菌ですが、キシリトールには、この虫歯菌の働きを抑える働きもあります。

 

最近ではキシリトールのガム以外にもいろいろな商品があります。

ガムはもちろん、チョコ、グミ、タブレットなんかもあります!!

余談ですが。

私はキシリトールガムを食べすぎるとお腹を下します。。

注意書きにも書いてあるのですが食べすぎると下痢を起こす恐れがあります。

キシリトールは糖アルコールの仲間なんですが、腸で吸収されにくいため腸内の糖アルコール濃度を薄めようとして腸に水分が集められます。お腹がゴロゴロ鳴ったり下痢になるのはそのせいです。

食べ過ぎには注意しましょうね!!
以上石垣でした★!

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