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衛生士の江口が歯髄再生法について語ります‼

みなさま、こんにちは!
三越前駅小伝馬町歯科ハルデンタルオフィス歯科衛生士の江口です!

10月に入ってから急に気温が下がり、朝晩はすこし肌寒いほどになってきましたね。
体調を崩しやすい時期だと思います、みなさま体調管理にはお気をつけくださいね。

本日は「歯髄再生治療」についてお話しさせていただきます。

まず歯髄とは、俗に言う歯の神経のことです。 歯の中心に位置し、象牙質で囲まれた歯髄腔にあります。

歯の根の部分で身体の組織と繋がっており歯の神経があることで痛みを感じたり、一本一本の歯に水分、栄養分を行きわたらせて歯を丈夫に保つことが主な役割です。

「歯髄再生治療」とは虫歯やなんらかの外傷により歯髄を失ってしまった歯を人工物を詰めるのではなく神経を蘇らせて抜歯のリスクを減らす治療法です。

そんなことができるの?!と思いますよね。歯科衛生士の私でも思います。

仕組みとしては、歯髄の中に存在する幹細胞(分化能力(様々な組織に分化できる力)と複製能力(自身と同じ細胞を増やすことのできる力)を持った特殊な細胞)、つまり「歯髄幹細胞」と薬剤を移植するそうです。

「歯髄再生治療」で使われる歯髄幹細胞は、本来捨てられることの多い乳歯や親知らずを用います。
幹細胞は、さい帯血や骨髄、脂肪組織など、私たちの身体のあらゆるところに存在しているものです。

なかでもこの「歯髄再生治療」に使われる歯髄幹細胞は固いエナメル質に守られていることから、外部の刺激を受けにくく、遺伝子が傷付きにくいと考えられており、他の幹細胞と比べると神経や血管に分化しやすいことがわかっています。

歯髄幹細胞を移植して元気な歯の神経を取り戻すことにより、再び歯に栄養分が行き渡るようになれば、丈夫な自分の歯を長く保つことにつながります。

そもそも歯に神経がないといけないの?と思いますよね。患者様からも良く聞かれる質問です。

歯の神経を抜くデメリットとしては

・栄養が行き渡らないので歯が脆くなる

・痛みがなくなるので虫歯のサインに気付かない

・歯が変色する可能性がある

などが挙げられます。

奥歯なら色が変わってしまってもいいじゃんと思う方も中にはいらっしゃると思いますが、歯に栄養が行き渡らないので歯が脆くなり、割れてしまう可能性が高くなります。

根っこから割れてしまった歯は抜くことになってしまいます。なので私たち歯医者は、なんとしてでもみなさまの歯に生きていてほしいのです。

しかし中には残念ながら神経を抜くことが最善の場合もあります。そんな時のために日々医療は日進月歩しています。

もっともっとこの歯髄再生治療の研究が進みたくさんの歯医者で気軽に受けることができる治療になることを心から望みます。

今週のブログは江口がお送りしました!

最後になりますが、江口は今月の末から産休に入ります!

元気な赤ちゃんを産んで一回り大きくなって(いろんな意味で)帰ってくる予定ですのでご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします!また会える日まで皆様お元気で!

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親切で痛くない治療を目指しています!

三越前駅小伝馬町歯科 ハルデンタルオフィス

三越前駅、小伝馬町駅、新日本橋駅からアクセスしやすい歯医者

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