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🦷根管治療について🦷

こんにちは♪

実物より数倍かわいくしてもらえてご機嫌歯科衛生士 亀村です!(笑)

さて今回は根管治療(こんかんちりょう)についてお話します!!

 

━歯の奥の奥まで治す!根管治療とは?━

虫歯が進行して神経まで到達してしまうと、「神経を取る治療」が必要になります。

神経まで感染が広がっている場合、そのままでは歯の保存が難しくなります。歯を残すためには、感染した神経を取り除き、神経が通っている管(根管)を丁寧に清掃・消毒したうえで、薬剤を詰めて密閉します。

その後、被せ物で歯を補強し、細菌の再侵入を防ぐことで、再発のリスクを減らします。
この一連の流れが「根管治療」です。

※ちょっと見にくくてごめんなさい※

歯の中は狭く・細く、肉眼では絶対に見えません。
また、根管の数や形態は人それぞれで同じ根管はないです。根っこの先が大きく湾曲している方もいます。
その人の根管にあわせた治療が必要になります。
その中から感染した神経や汚れをきれいに取り除いていきます。

感染した神経を取り除くには大澤さんのブログで紹介したファイルを使います!
Kファイル、Hファイル、リーマーと種類があり、さらに太さ・長さも様々!

フォイルの先のギザギザに汚染した神経を絡めて取っていきます。
口で言うのは簡単なのですが、これが本当に難しい!(私やったことありませんが笑)

根管内で折れてしまうことがあるくらい繊細な作業です。

【余談ですが】
これまた、大澤さんがお話ししてくれた当院のニッケルチタンファイルですが。
このファイルを使用する先生はだいたい自費での根管治療を行っている先生です。
院長は保険治療でも自費治療でも絶対にニッケルチタンファイルを使用します。
それだけ、精度の高い治療をするためにコストをかけております!
いい治療がしたい!しっかり治したい!という思いが強いのです。
自費と保険の根管治療につていはまた今度。

━見えない根管内との闘い━

肉眼で見えない根管内をどのように治療するのでしょうか。
根管治療をしているときに「ピピピピピ」という音を聞いたことはないでしょうか。

これは、根管長測定器という機械の音です。

根管治療では、根の先端まで適切に治療を行う必要があり、そのためには根の長さを正確に把握することが重要です。根管長測定器は、電気的な特性を利用して根の長さを測定し、歯科医師が根管治療をより正確に行うための手助けをします。

こちらのフックを患者様のほっぺたに引っ掛けさせてもらい、ファイルを繋ぎ電気で長さをはかります。
ここでの長さというのはミリ単位です。

コンマ何ミリの場合も良くあります。私だったら手が震えます!!

根管治療はこんなに繊細な治療なのです。
病院によっては(ドクターによっては)半年ほどかけて治療するところもあります。
しかし、根管は一刻も早く蓋をしてあげないとどんどん感染が広がる可能性があります。
院長はいい機械(さすが次男!)、いい材料(ほら次男!)、いい腕でサササッと治療をしていきます。
他院様ですと根管治療中に痛みが出る方をよくみかけましたが、当院ではほぼありません。

根管治療でお困りの方がいらっしゃいましたら是非当院まで。
次は根管充填についてです!