こんにちは。
いつも笑顔の加藤です!
今日の豆知識は、お子様のむし歯でお母様に知っておいて欲しいこと!を
少しお話していきます。
検診なのでむし歯と言われて、治療した方がよいのか?経過観察でよいのか?
なぜ、急に?
そんな風にお困りになった事ありませんか??
まず、
知っておいて欲しい事その1!
子供のむし歯は大人に比べると、進行がとても早いのです。
ただ、お子様は痛みの感覚がまだ発達しておらず、大人で言う所の違和感ですとか、
少しへんな感じ、と言う初期症状がわからない事がほとんどです。
なので、むし歯が、大きく進行してしまう事が多いです。
その痛みもむし歯で空いた穴に食べ物が入ったり、歯茎がはれて出ますので、
次の日にはなんともない?なんて事が。。。
痛みは出たり出なかったりしますので、見過ごしや判断が難しいですね。
食べ方や仕上げ磨きの時に小さな変化を見逃さずに、
観察してあげることが大切です。
知って欲しいことその2!
お子様は発達するにつれて味覚が変わっていき、母乳、離乳食、
おやつなど食感、味覚が発達します。
つまり、経験によって味を覚えて行きます。おやつなど甘いものを
覚えてくると量も増え、歯を溶かすスピードも速くなり
乳歯の虫歯の進行が早くなります。
時期によってむし歯のスピードが違うことも覚えていて下さい。
知って欲しい事その3!
歯の表面は体の中で一番硬いエナメル質でおおわれていますが、
乳歯のエナメル質は大人の半分しかないです!
より、虫歯の進行が早いのです。
お口の中では食事の度に歯が溶ける(脱灰)と溶けた歯を戻す(再石灰化)を
繰り返しています。虫歯がエナメル質内であれば
再石灰化で治る可能性があります。
しかし、その下の柔らかい象牙質まで入ると虫歯は一気に
広がってしまいます。
むし歯にならない事が大切ですね!
ダラダラと食べるのではなく、メリハリあるお食事習慣を心がけてみてください。
ではまた次回!
加藤でした。