こんにちは、宮本です。
3月も後半になり、暖かくなってきたかと思いきや、、また真冬のような寒さ。
一度暖かくなった後の寒の戻りは辛いです。
さてさて!!
院長先生のブログにもありましたように、先日、エイチエムズコレクションの玉置先生による院内研修会が有りました。
前回までの2回の講習では、北原先生から歯肉マッサージやリップエステ、お口周りの筋肉などについての講習でした。
今回の玉置先生の講習では、簡単に言いますと、主にスケーリング時の事についてのお話。
私ども歯科衛生士の技術レベル向上のため、ご来院いただく患者様皆さまに、より良い医療のご提供ができるよう、全力で学ばせていただきました!!!
最初に当院のメインテナンスについて、先生とスタッフで確認。
歯科で使用する器具の正しい握り方、指や手首の動かし方の確認。
その後、二人一組になり相互実習で実践!
まず最初にご紹介ですが、保険診療内のメインテナンスについての基本の流れは以下のようになっています。
①口腔内診査(虫歯の有無や、歯茎の状態、汚れの付着状況等々。。まず全体を確認します)
②プロービング(歯周病の検査です。ここで歯茎からの出血の有無や、歯の動揺度なども併せて確認します)
③スケーリング(歯石取りですね!歯石の沈着量に合わせて器具を使用してお掃除していきます)
④フロス、歯間ブラシ(細かいところまでしっかりお掃除します)
⑤ポリッシング(歯の表面を磨いていきます。こちらも着色の状況に合わせて器具や歯磨き剤を選択していきます!)
⑥フッ素塗布(むし歯予防のためのフッ素コーティングを行います)
患者様や担当衛生士によって、必要に応じて多少順番の変化があることもございますが、基本的にはこのような流れで行なっています。
今回はこの基本の流れを一通り、一人30分間という時間の中で、相互実習を行いました。
私宮本は、阿部さんとペアになり実習させていただきましたが、いやぁ?緊張しました(笑)
勿論、患者様に接する時も緊張感は忘れていませんが、歯科のことを勉強している先輩の口腔内を触るというのは、また違った緊張がありまして。
そして、玉置先生がチェックシートを見ながら、施術中の様子を確認してくださるのですが、これまた緊張。笑
そして、無事一通りの施術が終わると、玉置先生のチェック!
スタッフ一人一人への直接フィードバック。
とてもありがたいです。
阿部さんが私を施術中。玉置先生チェック中。
気付かない内についてしまった悪い癖や、自己流になってしまっている部分。
その道のプロにご指導いただくことで、改善点が見えました。
そして先輩の施術を受けることで感じる事、患者様の立場になってみることで気がつくことが多々ありました。
先生からご指摘のあった一例ですが、姿勢についてです。
クリーニングに夢中になっている内に段々と前傾姿勢になり、患者様に圧迫感を与えてしまったり、、、。
無理な姿勢を続ける事で、肩や腰を痛め、歯科衛生士という職業を続ける事が難しくなってしまったり、、、。
意識して改善していきたい次第であります。
実習後、スタッフの気になっている疑問などを再度、玉置先生が術者となり確認。
みんな真剣に聞いております!
そして、大変恐縮ですが、当院の歯科衛生士スタッフは、雑、ガサツな人がいない。みんな丁寧に行なっていました!^^
と、嬉しいお言葉を玉置先生から頂戴しました!!これはとても励みになります!
今回学んだ事を、早速明日からの診療に活かせるよう努めてまいりますので、皆様よろしくお願いいたします!!!