皆さまこんにちは! 歯科衛生士の廣部です。まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか??(^-^) 私は最近、猛暑続きに耐えきれず長かった髪の毛をばっさり切りました! 首元も涼しくなりましたが、気分転換にもなりますね。さて、早いもので今週が終わればお盆休み突入です! 今週も頑張っていきましょう!! 今日は見た目もきになる「歯並び」をテーマに、お話ししていきたいと思います! 皆様の歯並びはどのような状態になっていますか?? 顔の骨格の不調和・顎が小さい・顎の成長速度の差などの先天的な原因がありますが、もちろん後天的な原因もあります。 大人になった歯並びは歯列矯正、外科手術でしかなおすことはできませんが、成長時期のお子様の場合、今から予防することは可能です!! 早速、歯列不正を一つずつみていきましょう! 1.叢生(そうせい) 主な原因は遺伝と生活習慣といわれています。 近年の食習慣はやわらかい食事が増え、咬む回数が減る為、顎が十分に発達しない可能性があります。顎の大きさは「遺伝!」と考えられがちですが、小さいときからの生活習慣も大きく関わっています! ちなみに、厚生労働省が過去に実施した「歯科疾患実態調査」では、12~20歳の男女の前歯の不正咬合の状態で、叢生がもっとも多いという結果があります。 2.開口 奥歯を咬み合わせたときに、前歯の上下がきちんと咬み合わない歯並びです。前歯で食べ物が咬み切れなかったり、息漏れで発音障害を引き起こしたりします。 原因は指しゃぶり・舌突出癖・口呼吸などです。3歳以下の指しゃぶりは生理現象といわれていますが、4歳以降で続くようであれば歯並びに影響がでてくるので、子供の心理面をふまえながらなくしていきましょう。 3.上顎前突 上顎前突は見た目が気になる上に、ケガをしやすかったり、前歯で食べ物が噛みちぎれなかったりといったデメリットがあります。 後天的な原因としては、指しゃぶり・咬唇癖・咬爪癖・舌突出癖・口呼吸などがあげられます。 4.下顎前突 上顎前突とは逆で、下の前歯や下顎全体が前に飛び出した歯並びです。食べ物がしっかり咬めなかったり、発音が悪くなったりします。 原因は遺伝による先天的なものと、顎を前に出す癖などによって下顎前突になる可能性があります。 有名な話だと、ヨーロッパを数百年もの長い間支配していたハプスブルク家らの多くは、遺伝によって下顎前突であったと考えられています。 大人になってからの矯正は時間もお金もかかる、、と抵抗がある方がほとんどだと思います。ですが、やはり生涯まだまだ使っていく大切な歯なので、きちんとした歯並びで少しでもムシ歯、歯周病リスクを減らしていきたいですね! 当院でも矯正は行なっているので、少しでも気になった方はいつでもご相談くださいね(>▽<) 廣部でした! |