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むし歯以外にも、要注意です!!

皆様こんにちは!

受付の鎗野目です。

クリーニングや口腔衛生指導に力を入れている当院ですが、歯周病やむし歯以外でもお口に起こる異変があります。今回はそちらについて少しご紹介させていただきます。

まずは 酸蝕症と呼ばれる病変についてです。

先日、加藤さんがお口のpHについて豆知識に記載していました。
お口の中が酸性に傾いているとむし歯のリスクがあがりますが、このpHは5.5程度で歯のエナメル質で溶け始めます。
唾液が十分に分泌されていれば、洗い流し中和されるのですが、pH5.5以下の酸性の飲食物ばかりを取り続けていると酸蝕を引き起こしてしまうことがあります。

表面が助ける軽度のものから、

エナメル質の下の象牙質が露出してしまう重度なものまであります。

ただ、炭酸飲料でpH2.2~2.9、赤ワインがpH3.4、ビールがpH5.0かそれ以下のものもあるので、酸蝕を引き起こす飲食物は非常に多いと言えます。
食べ物ではレモンはpH2.1、グレープフルーツがpH3.2です。

摂取してすぐに溶けてしまう訳ではありませんが、酸性のものを頻繁に飲食し、
酸が口の中にある状態が長ければ長いほどリスクは高まります。
これからお酒のより美味しい季節になっていきますが(笑)

中心結節
臼歯の表面に小さい突起のようなものがありましたら中心結節です。

出現率は1~4%と消して多くはありませんが、お子様の奥歯が永久歯に
生え変わった際に見てみると宜しいかもしれません。

歯の形態の異常なので、中心結節があること自体は問題ありませんが、この突起の中には神経が入り込んでいることが多いです。
何かの拍子に折れてしまった時には神経の表面がさらされてしまうことになりますので痛みを伴いますし、歯髄炎になったり神経がすこしずつ腐っていってしまったりします。

そうなる前に折れないよう補強したり、時間をかけてすこしずつ削るなどの対処が必要となります。

最近、堀ちえみさんが舌癌を患っているというニュースがありました。
口内炎やできもの、ただれなども悪いものである可能性もあり、大学病院へ紹介状をお出しすることもあります。
なかなか治らない口内炎など、少しでも気になる点がある場合は、
何もないことを確認するという意味でも早めに受診した方がよろしいかと思います。

むし歯も歯周病も粘膜の疾患も、進行しているほど治療に時間と費用がかかってしまいます。
早期発見早期治療が何事も大切です。お口の健康を保つ為にも、定期検診に是非いらしてください(^o^)

以上、受付の鎗野目でした。