皆様こんにちは!受付の鎗野目です。お盆はゆっくりできましたか?
当院は9日間お休みだったので、のんびり過ごすことができました。
リフレッシュしたところで、また元気に受付の務めをしていきたいと思います!
さて、今回は不正咬合についてお話し致します。
上下の歯がきちんと噛み合っておらず、いわゆる歯並びが悪いということを専門用語で不正咬合と言います。
一言で不正咬合と言っても数種類あり、よくあるものをご紹介致します。
1.上顎前突
上顎の歯が前方に出ている噛み合わせのことを言います。
いわゆる出っ歯です。唇が閉じにくいので口の中が乾きやすかったり、
正しい位置で噛めないことから顎の関節に負担がかかったりすることも
あります。
2.下顎前突
反対に、下顎の歯が上顎の歯より前方に出ている歯並びの状態を、
下顎前突と言います。
いわゆる受け口ですね。
こちらも、物が噛みにくかったり発音に影響が出たりする場合があります。
3.叢生
歯の大きさに対し顎が小さくスペースが足りないことが原因で、
歯並びが不揃いになったり重なって生えてしまったりしている状態のことを
言います。
いわゆる八重歯も叢生に含まれます。
歯磨きのしづらい部分ができ、虫歯の原因になることもあります。
4.開口
上下の前歯が噛み合わず、隙間ができている状態を開口といいます。
前歯で物を噛む事ができなかったり、口が開いてしまうため
口の中が乾きやすくなってしまったりする他、発音に影響が
出ることもあります。
5.過蓋咬合
噛み合わせた時に上の歯が下の歯に被さり過ぎていて、
深過ぎてしまっている噛み合わせのことをいいます。
下顎が後方に押し付けられている状態が続いているため、
顎に負担がかかります。
6.空隙歯列
歯と歯の間に隙間がある、いわゆるすきっ歯のことを言います。
歯に対し顎が大きかったり、顎に対して歯が小さかったり、
スペースに余りがある場合などに起きる場合があります。
こちらも噛み合わせや顎関節に影響します。
程度にもよりますが、歯並びが悪いことにはデメリットがあります。
怪我や元々の骨格によって歯並びが悪くなることもありますが、
指しゃぶりや口呼吸、歯ぎしりなどの習慣により悪くなることもあります。
もしご自分やお子様にそういった癖があるようでしたら、歯並びの為には改善をお勧め致します。
以前の記事で、歯並びに影響を与える癖についてご紹介していますので、
もし宜しければそちらもご覧になってみてください!
また、当院でも矯正治療を行っています。ご相談は無料ですので、
お悩みの方はお気軽にご予約ください(^o^)
余談ですが、私の実家で以前飼っていた犬が受け口で、犬にも不正咬合ってあるんだねと歯科関係の人達に言われました笑
以上、鎗野目でした!