皆さま!!!
あけましておめでとうございます。
歯科衛生士の門田です。
昨年は大変お世話になりました。
まだまだ未熟者ですが、担当の患者さまをたくさんもつことができ
治療に関われて、とても充実した1年を送ることができました。
これからも日々成長していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日は口内炎のお話をしたいと思います。
みなさん口内炎はできたことはありますか?
まず「口内炎」とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。
いくつか種類がありますが、もっとも多いのが「アフタ性口内炎」です。
どうして口内炎ができてしまうのか、原因ははっきりわかっていませんが、
口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が
考えられるほか、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、
栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)なども
考えられています。
ここで、さまざまな口内炎の種類をご紹介していきます!
☆アフタ性口内炎
これにかかってしまうと、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い
潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。
小さなものが2~3個群がって発生することもあります。
普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。
☆カタル性口内炎
物理的刺激によって起こるカタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が
接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、
熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。
口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、
境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、
口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくく
なることもあります。
☆ウイルス性口内炎
ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。単純ヘルペスウイルスの感染が
原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」は、主に唾液などの
接触感染や飛沫感染によって感染します。
ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による
口内炎が知られています。
☆その他の口内炎
特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす
「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間
熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。
口内炎は、口の中のさまざまな部分にできます。
歯ぐきにできたものは「歯肉炎」、舌にできたものは「舌炎」、
唇の裏などにできたものは「口唇炎」、口角にできたものは「口角炎」と
呼ばれます。
痛みが伴うので、10日~2週間ほどで自然に消滅しますが、
耐えられないときは我慢なさらず歯科医院に足をお運びください!
いつも口内炎に悩まされている門田でした。