歯根の形にも、それぞれ個性があります!

皆様こんにちは!
受付の鎗野目です。今回は歯根の形についてお話し致します。

通常見ることのない歯の根っこですが、通常は正面から3番目までの前歯は根が1本で、中には根管という、神経の通る管があります。

4番目と5番目は1本のことが多いですが先の方だけ2本になっていることや、特に上の5番目の歯は2本足になっていることがあります。
根管は2本であることが多いです。6番目と7番目の大臼歯は上の歯なら3本、下の歯なら2本足で根管は3本であることがほとんどです。

1 曲がっている

歯の根はほとんどはまっすぐに近いのですが、先端に向かうにつれて曲がっていることがあり、歯根湾曲といいます。
カーブのように曲がっていたり、1本だけ片足をあげるような形だったり、がに股になっていたり、交差していたりすることがあります。

2 太っている

歯根肥大といい、足が太っている歯のことをいいます。足全体が太っていたり、先端に向かうにつれて太っていたりします。

3 多い

通常より1本足が多かったり、足の本数は通常でも根幹が多かったりすることがあります。

4 根が中で繋がっている

樋状根(といじょうこん)といい、複数本あるはずの根幹が繋がってしまっていることをいいます。断面にすると雨樋のようなCの字のような形になっています。アジア人の7番目の歯にみられると言われています。

5 根が外側で繋がっている

台状根といい、複数本ある根がつながり、台形のような形になっていることをいいます。

いずれも、通常と形が異なること自体は問題はありません。
しかし、治療が必要になった場合は難易度を上げてしまう可能性があります。

例えば、歯根湾曲については、根の治療が必要になった場合は曲がった先まで器具が届かず、治療が難航してしまいます。
また、抜歯になってしまった場合は曲がった部分がひっかかってしまう可能性があり、難易度が高くなる原因となります。

歯根肥大も、大きい分ひっかかってしまいまうため抜歯になった場合は難しい処置になる可能性があります。

樋状根は、根の治療になった場合はそのややこしい形のために根管を綺麗にして密に薬を詰めることが難しいです。
肉眼のみの治療は困難と言われています。

すべての歯を大事にしていきたいところですが、このような個性的な形をしている歯をお持ちでしたら特に、治療にならないよう守っていくことが重要かと思われます。

気になることがある方もない方も、一度検診でいらしてみてはいかかでしょうか?

以上、鎗野目でした。