皆さま、こんにちは。院長の金村です。
季節外れの大雨が続いておりますが皆さま如何お過ごしでしょうか。
最近多くの方を悩ませている”顎関節症”の、もう一つの原因と考えられるマスク着用について今回お話しします。
なぜ長時間のマスク生活で顎関節症が発症するのでしょうか。
前述の宮本日出医師によると、マスクによる口周りの関節・筋肉への持続的な圧迫で無意識的なかみしめ癖がついてしまい、コロナ禍の約2年半に及ぶ長期的な影響が出てきていると言います。
日頃から気をつけるべき「マスクの使用方法」に関するポイントは、以下の通りです。
・小さすぎるマスクをつけない
マスクが小さ過ぎると口元の筋肉を過剰に圧迫してしまいます。ご自分の顔のサイズにあったものを使用してください。
・左右のバランスよく、中心に
ゴム紐による片側への負担が起きてしまうため、顔の中心にマスクを持ってきましょう。
・マスクを顎で動かす行為はNG
マスクがずれた際など手を使わずに顎で動かしてしまう時がありますが、これは顎関節・筋肉の普段の可動域を超えて周りへの負担が増えてしまうので注意が必要です。
日本顎関節学会・宮本日出医師はこれを「長期におよぶコロナ禍で、表情が乏しくなった人が増え、顔の筋肉や関節を動かす頻度が少なくなってしまった。結果、日常生活で気付きにくくなったのではないか」と指摘されています。
また、このように所謂”顎マスク”を長時間装着すると下あごを常に頭の骨に押し付けることになり、顎関節周りの組織に過度な負担がかかります。
周りに人が居ないときにやりがちな装着方法ですが、顎の健康を考えると決してお勧め出来ません。
感染拡大が高止まりしているとはいえ、まだまだ感染で自宅待機を余儀なくされる方も多くいらっしゃいます。早くマスクが要らない日常を取り戻せるよう、皆さまもうがい、マメな手洗いを励行し感染しても重症化しないよう健康的な毎日を一緒に過ごしましょう。
院長の金村がお送りしました。
(めざまし8 「わかるまで解説」より8月23日放送を参考に再構成いたしました)
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