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マタニティ歯科について

皆さま、こんにちは。
歯科衛生士の門田です(^-^)

四月になり、春になったと言うのに、寒かったり暑かったりが続きますね。
天気は気分屋ですね。皆さま、体調だけには十分にお気をつけください。

さて、今回の豆知識は、マタニティ歯科についてです!
そう、妊婦さんのことについてお話ししたいと思います。

女性の方はもちろんのこと男性の方にもパートナーを支えるために、
是非知ってていただきたいことになります。

妊婦さんと歯にどんな関係があるの?とお思いの方もいるかもしれません。
実は、妊婦さんと歯には深い関わりがあります。

まず、妊婦さんはこれから生まれてくる赤ちゃんのために〔妊婦歯科検診〕を
うけることをお勧めします。
妊娠中にお口の中の環境を整えることは、健康な分娩や赤ちゃんの発育に良い影響をもたらします。

では、妊娠さんのお口の中にはどんな変化がおきるのでしょうか?

妊娠中のお口の中の変化

①虫歯が増える、虫歯が悪化する
これはつわりにより歯ブラシがしっかりできなくなることにより、
虫歯菌が増えてしまうからです。

②歯茎が腫れる
女性ホルモンが増えると一部の歯周病菌が増加するために歯茎が腫れてしまいます。

妊娠性の歯肉炎は歯茎周りのブラッシングをしっかり行い、歯科医院でポケットの中を
洗浄してもらうなど、口腔内を清潔にすることで、治療・予防できます。

また、歯周病と妊婦さんとの関わりは他にもあります。
それは低体重児出産や、早産の危険性です。

妊婦さんが歯周病の場合、歯周病菌の出す毒素が血流に乗って子宮に届き、
子宮の収縮を早めることによって早産を引き起こすことが知られています。

歯周病の程度は軽度~重度まで様々ですが、重症になるほどに早産のリスクは早まります。
ご自身の歯の健康が、生まれてくる赤ちゃんにとても影響があります!!!

生まれてくる赤ちゃんのためにも日頃からの歯磨きが大切になります。
歯磨きのタイミングとして、“歯磨きは食後”と決めつけず、体調がいい時に
歯磨きを行なってください。どうしても歯磨きができないときは、うがいだけでも構いません。

歯ブラシをできるだけ細いものをお勧めします。つわりなとで嘔吐しやすい妊婦さんには
大きめより小さめの歯ブラシがいいと思います(^-^)

日頃のセフルケアも大事になりますが、歯科医院で隅々までクリーニングを
してもらうことも大切になります。

是非足をお運びください。笑顔でお待ちしております。

赤ちゃん大好き門田でした!