皆様、こんにちは。
院長の金村です!
さて、大好評(笑)につき、、
当院でどのような拘りを持って、2次虫歯の治療を行っているかを
ご説明いたします。
今回ご紹介するかたは、当院に通って下さっているご主人さまからの
ご紹介で来院されました。
お二人とも社会的地位もあり、治療へのご質問も多岐にわたり、
担当衛生士がいつも以上に時間をかけて詳しく説明させて頂きました。
かかりつけ医で3ヶ月に一度、自費でメインテナンスを受けられていたそうです。
ですが、右下に違和感があると訴えても、歯科医”伝家の宝刀”(笑)
”様子を見ましょう!”と言われ心配になり、セカンドオピニオンを求めて
いらっしゃいました。
神の目(再)を持つわたくし、見た瞬間に2次虫歯を確信。
歯の周りに見えるグリーンのシートはラバーダムといって、口腔内の細菌を一切治療中の歯に入れない目的で使用します。
当院では、主に保険診療を担ってくれている後進達にも、根の治療の際には必ずラバーダムをするよう指導しております。
話しが逸れましたが、かなり深いむし歯であることを予感したので、念には念をということで、患者さまにとっては”初”ラバーダム併用の自費診療を経験して頂きました。
実は、、、治療中ラバーをかけることでのメリットは、
術者、患者さま側にも多くあり、
術者は
”舌やほっぺたをキズ付けることなく、治療に専念出来るやん”
患者さまは
”一瞬息苦しい感じがしたけれど、自分の力でず~~っと口を開いているより、
少しラバーを噛むようにしているほうが、、楽やんけ~!”
となります(笑)。
実は、噛む筋肉、、口を開ける際に使用する筋肉よりも、噛む筋肉のエネルギーは
10倍以上有ります!重力に逆らって2足歩行をしているホモサピエンスである以上、重力に逆らう動きをする筋肉は幼少の頃から非常に発達するのです!
ご自分の力でお口を開けようとするよりも、閉じるようにした方が10倍楽なのです!!
ほぼ無菌な状態にして、保険の銀歯を外したのがこちら!
予想通り、かなり深い2次むし歯です、、
ラバーしていて良かった、、、
20年前の私なら(大学院でしたが)
多分、”今後痛みが出る可能性があるので、神経を取りますね~~”なんて言っていたかもしれません。
で、す、が、
そこは”日々これ決戦”の駿台予備校で頑張っていたわたくし(笑)。7月に48歳になるのですが、未だ日々進化し続けております(爆)
大きな声では言えませんが、肉親をご紹介下さった患者さんの気持ちを考えると、何としてでも
現在考え得る最高の治療を!!と気合が入ってしまいます。
全神経を集中し、マイクロスコープを併用しつつ、辛うじて生きている神経に刺激を与えないよう、切削温度にも最大限考慮しながら、、
切削しなければいけない感染象牙質を除去しつつ、、
神経に極めて近いところには、大学院時代から研究に研究を重ねて開発出来たお薬を置いて、これも自費診療でしか使用できないお薬(簡単に申し上げると、厚生労働省の薬事申請許可を得ていない(欧米では専門医が当たり前のように使用するお薬ですが)だけであって、世界レベルではドグセメントよりエビデンスが得られている、厳選したお薬ですのでご安心下さい。)で全面をカバー。
またもや治療時間に注目(再)!
実質、5分で終わります。
この後、ジルコニアにセラミックを焼き付けたインレーにて修復させて頂きました。
(インレーレベルで、ジルコニアにセラミックを正確に焼き付けられる技術を持つ
技工士さんは、日本にはほぼいないと断言します!!)
某デンタルスタジオの石川さん!最高の技工物をいつも有難うございます!!
デンツプライ社製のプロルート(MTAセメント)や、マイクロスコープの使用料等含め
約15万円程頂戴しますが、これを安いと思われるかは(再)、、、あなた次第(笑)
極めて高度なレベルで、ご自身の歯を少しでも残すことに拘りを持っていらっしゃるかたの
ご来訪をお待ちしております。
院長の金村でした!