”政府任せ”では、待機児童だけではなく歯も守れない理由(その2)

皆さま、こんにちは!
院長の金村です。

好評な”政府任せ”シリーズも第2弾(笑)

と、その前に!
先日、昔から通って下さっている”美しすぎる弁護士先生”の親知らずの
抜歯がございました。

ほとんどが骨の中に埋まっており、根の先もかなり湾曲していることが予想され、
術前写真からかなり難しくなることを覚悟、万全の体制で臨みました。

抜いた歯がこちら!

拡大してみると、、

こんなにも根の先が曲がっておりました(泣)

四半世紀以上歯医者をやっておりますが、ここまでの湾曲根を見たのも初めて(笑)

抜歯前のコンサルティングで術後に起こりうるリスクを全て説明し、
同意書も頂戴しているとはいえ、大切な患者さんにご迷惑をお掛けすることは許される
はずもなく。。

根の先には下あごの神経があり、術後に知覚鈍麻(感覚麻痺)が起きるかもと
非常に心配で、オペの日はほぼ眠ることも出来ませんでした(泣)

翌日、消毒にお見えになり拝見したところ、、
全く腫れもなく、心配していた知覚鈍麻も起きておらず!
心の中で”思いっきり”ガッツポーズ!!(爆)

あまりお酒を飲む習慣は無いのですが、当日あまりに嬉しくて!

インプラントオペもそうですが、やはり外科処置で一番大切なことは、
正確さとスピード、完全に滅菌された器具を使用することが極めて重要と
改めて認識出来た2日でした。

さて、改めて”政府任せ”シリーズ第2弾!

近年の歯科界では、「歯を削るとどんどん悪くなる」というのは
常識となってきており、当院もそうですが、なるべく削らない治療、
そして予防を積極的にアピールしている歯科医院が増えてきています。

しかし、一方で歯を削りたがる歯科医や、歯を削るという治療を選ぶしかない歯科医が存在するということも知っておいて下さい。

日本では一般の人には「なるべく削らない治療」というのは知られていませんが、
欧米含め世界の歯科業界ではその認識はどんどん変化してきています。

一昔前までは、大学の歯学部でも「疑わしいところは削りましょう」
「虫歯の部分はなるべく多く削って取り残しを防ぎましょう」
という風に
教えられていました。

つまり、その頃の認識で治療を行っている歯医者さんもいます。

日本の歯科医師免許は更新制度がないため、一度でも免許を取ってさえしまえば
後は努力しようとも、しまいとも一生歯科医と名乗っていいのです。

勉強会などに顔を出し知識を得ている歯科医もいる一方で、
ただひたすら歯科医師免許にアグラをかき、遊んでいる歯科医もいます。
これが現実です。

削りたくないのに、削らざるを得ない歯医者さんもいる。
それは保険制度が関係している。

日本には虫歯が社会問題にまで発展した時期がありました。

戦後間もない1960年代、日本には歯学部が6つしかなく、歯科医の数が
非常に少ない時代がありました。

そのため政府は歯学部を全国に乱立させ、歯科医を大量に輩出しました。
そして、歯科医の努力の甲斐もあり、国民の虫歯が減りました。

しかし、そうすると皮肉なことに歯科への受診率が下がり、
歯科医の仕事が少なくなるという現象がおこりました。

歯科医は定年制もなく、国家資格の合格率も良いため右肩上がりに
増え続けているのに、歯科の仕事は減るようになってきたのです。

歯をひたすら削らないと、売り上げがあがらない”ホケン”診療。。。

長くなりそうなので、
続きは第3弾へ!
乞うご期待!!

院長の金村でした!