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スマホ(PC操作)とマスクが顎関節症の主たる原因⁉

皆さま、こんにちは。院長の金村です。
残暑が厳しく少し移動するだけでも大量の汗をかいてしまいますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。マメな水分補給は忘れないようにしましょう。

先日何気なく観ていた”めざまし8「わかるまで解説」”がとても興味深い内容だったので、皆さまにもお知らせいたしますね。

最近当院にいらっしゃる方で、顎の痛みや口が開けにくい、閉じにくいと訴える方がかなり目立ってきております。

日本人女性の2人に1人がなる、とも言われている「顎(がく)関節症」。近年のある特徴的な要因が重なって、いま発症する人が急増しています。その“大きな要因”が、「長時間のスマホ操作(PC操作)」と「コロナ禍のマスク生活」だと紹介されていました。

実際、長期間テレワークになってから顎関節症を発症し、悩んでいる患者さんもいらっしゃいます。今回の豆知識では、まずスマホ(PC操作)に関してご説明いたします。

日本顎関節学会の指導医である宮本日出(みやもと・ひずる)先生曰く、コロナ禍前に比べて顎関節症の患者が急増しているそうです。

今回の豆知識では、スマホ(PC操作)がなぜ顎関節症を引き起こすのか解説いたします。上の女性のようにスマホ(PC)を操作する際、無意識に下を向いて猫背になってしまいます。下を向くことで顎が本来の位置より前方にずれた状態になっている訳ですね。
また正常な状態の顎の位置は、上の歯と下の歯が大体2mm程度の隙間があります。口は閉じているのだけれど、歯は接触していないのが正常で、上下の歯が接触している時間は食事の時間も含めて1日たった20分前後が正常だと言われています。

しかし、スマホ操作時は長時間下を向いていることが多いため、上下の歯が接触してしまい、口周辺の筋肉が緊張した状態が続き歯や顎に負担がかかります。この状態が長時間続くことで顎関節症になってしまうのです。
前出の宮本先生も番組内で仰っていましたが、顎の関節の特徴は、短時間で強い負担より弱い負担でも長時間の方が実はダメージが大きいと。軽いかみしめの方が、総合的に顎への負担が20倍以上にもなるそうです。

では、スマホやPC操作をしたあと顎関節症にならない予防法は無いのでしょうか。実はそれがあるのです‼

スマホを30分目安で使用しましたら、上の女性のようにスマホを置いて肩甲骨を後ろに寄せて、上を向いて首を伸ばします。その後姿勢を直して、”2フィンガー”か出来れば“3フィンガー”、指を二~三本縦にそろえて、口の中に入れます。これを繰り返すことで、凝った関節・筋肉をほぐすことが出来、有効な予防策となります。

次回は、マスクが顎関節症の原因になっているメカニズムと予防法を解説いたします。お楽しみにして下さい。

院長の金村がお送りしました!

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