職人たるもの、”取り敢えず”は命取りに!

皆さま、こんにちは!
院長の金村です。

私事ではありますが、先日11月21日(水)PM7時30分~母校の食事処アルメイダ
(生協食堂よりややイケてる洋食屋(笑))にて、
二階堂徹講師のオフィシャル送別会が開催されました。
当院に勤務してくれているカッキーこと柿内先生から当日メールがあり、
急遽参加させて頂きました(爆)

田上教授にお伺いすると、何と現在、医局は大学院生だけで約80人!!
わたくしが入局した当時は多くて大学院生各学年3~4名、4年全員合わせても12~16名位だったのに。。。

二階堂先生には学生模型実習から大変お世話になり、公私共々約30年近く仲良くさせて頂きました。
この度、ご縁があったようで12月から岐阜県の朝日大学歯学部教授に就任されることになり
気軽にお会い出来なくなりますが(泣)、どうぞ御自愛なさり益々のご活躍を祈念しております。

ここだけのお話しですが、国立大学(正確に言うと独立行政法人)の教授は私学に比べて
一見何の権限もないように思われがちですが、実は全く違いまして、、
何かお願いされてたら、
”YES!”か”ハイ!!”
しか選択肢しかございません(笑)

東京医科歯科大学歯学部の場合、”白い巨塔”どころか、、”茶色い巨塔”(爆)

他の講師陣も世界的に有名な研究者ですが、二階堂先生は一味違いました。
元々、臨床系の大学院ではなく材料系の大学院で4年勉強・学位を取得されており、
ケミカルな接着に関してかなりのアドバンテージをお持ちです。

最近は3Dプリンターの歯科応用で特許を取ったりと、お年を召しても極めて有用な研究テーマをバンバン(笑)

更に当日、大変喜ばしいことがもう一つ。

6~7年前程、当院で根の治療をした学生さん(東京医科歯科大学歯学部に入学したばかりのお嬢さま)が、
同大学歯学部を卒業後、嬉しいことにわたくしの同門へ入局!
現在、う蝕制御学分野(元、第一保存学教室)大学院一年生!、それも二階堂先生グループ!!
更に面白いことに、テーマがわたくしとほぼ同じ、”エナメル質と高分子材料との接着”だそうで、、

わたくしが東京大学工学部の市野瀬教授と立ちあげかけた共同研究、
”超高圧電顕でのケミカルボンド可視化”について熱く(一方的に)語り合いました(笑)

鏡筒の高さだけでビル3Fくらいあるこの超高圧電顕、見えない原子はございません。
金の結晶粒界を可視化したり、カーボンナノチューブの観察に有用なこの装置。
歯科用接着剤も結局は炭素の塊(笑)

彼女には是非頑張って頂き、歯科用接着剤を研究としている者の永遠のテーマ、
ケミカルボンドを証明して貰いましょう(笑)

いつも通りの長い前振りですが、先日お約束したこの続き(爆)

おっと、写真が違いました。。

そうです!
ワンチャン連呼の若先生!!

最近の若い先生は、卒業後も色々な研究施設や機関で勉強することが非常に多いように感じます。
日本で有名処としてはこの辺りでしょうか。

JIADS

30代の彼もしっかりjisdsの補綴やぺリオ・インプラントコース受講中だそうで、
”勉強してまっせ感”満開!
歯科医師免許取得までご両親に多大な負担を掛けたそうで、現在受講中のコースは自腹!!
(価格を調べてみたら、、決して安価ではございませんでした)

あんたはエライ!!と言いたいところですが、、
考えてみれば、あったりまえです。

世間では、4年制大学に行くのに奨学金を借りながら進学、足りない学費と生活費を稼ぐために昼夜を問わずバイト、
貰えたらラッキーなご両親からの仕送りで何とか卒業、、
めでたく卒業・就職しても、高額に膨れ上がった奨学金を返すため必死で働くも稼ぎが追いつかず、
保証人を含め不自由な人生を送ることになる方も多くいます。
(最近のイケてる企業は、ある程度の期間就労して優秀な社員には、
ボーナス代わりに奨学金一括返済してくれるそうですが)

歯学部は6年間(研修期間を入れて7年)も鼻から下、首から上のことを勉強・実習したにも拘わらず、
むし歯や根の治療を含め、まともに手が動かない先生が大杉!
研修医期間なんてものが制度化されたのも、要は手が動かない先生をどうにかせねばとの国策。

語り始めたらキリがないので(笑)この辺で辞めますが、、

歯学部に入ると決め入学を許された瞬間から、しょーうもない一切のプライドは捨て、
歯科「職人」としての心構えを1から学び、イケてる先生の診療所にお邪魔して兎に角TPP!!

TPPの意味を知りたい方は、お気軽に当院スタッフにお尋ねくださいませ(笑)

因みに写真の彼は17歳!!
高校も行かず(行けず)、病気がちな母親を支えるために、とび職人への道を選び勉強中!

彼の男気に惚れた会話です。
わたくし、何気なく”めっさ若いのに偉いね~~~、高校いかへんの?”

鳶かれ曰く、”俺を命懸けで生んでくれたカーちゃんは、出産時の後遺症で今も上手く歩けないんですよ。
今度は、俺がカーちゃんを命懸けで守ってあげる番だと思ってます!押忍!!”

非常に重く、泣かせるセリフでした。。。

院長の金村でした!!