皆さま、こんにちは!
歯科衛生士の廣部です。
最近、嬉しいことに歯ブラシの硬さや使用方法などの質問を受けることが多くなってきたので、今日は改めてブラッシングについてお話ししていきたいと思います!
まず、自分がどのような歯ブラシを使えばいいのか迷った方は、ひとまずスタンダードタイプをオススメします!
毛先はストレートなもので、硬さは普通です。
ギザギザのものは歯と歯の隙間に一致すればいいのですが、隙間は皆さん同じではないので、全ての人に一致するのは難しいかもしれません。
ストレートのものだと、ギザギザタイプに比べて歯に当たる面も多いので、比較的磨きやすいです。
硬さは、よく「固くないと磨いた気がしない」という方がいらっしゃいますが、固い歯ブラシだと歯茎を傷つてしまい、くさび状欠損の原因になります。そうなると、知覚過敏の症状がでることが多いです。
固い歯ブラシをお勧めするのは、ブラッシング圧が弱い女性や高齢の方に多いです。
このスタンダードタイプを基準にして、自分の苦手な部位に合わせて歯ブラシを都度選択していきましょう!
たとえば毎回奥歯に磨き残しがある方、、
歯ブラシのヘッドを一回り小さいものを使ってみてください!
子供用の歯ブラシでも良いのですが、ネック(付け根)が細くて長いタイプの方が奥歯はかなり磨きやすくなります★
次に歯茎がブヨブヨに腫れてしまっている方、、
毛先が細く、柔らかいタイプがおススメです!
ただ、歯の面が磨きにくいので、歯茎が引き締まって来たら少しずつスタンダードのものに戻すことをお勧めします。
それと、歯茎が腫れてしまっている方は歯ブラシを歯茎の方に向けて振動を加えマッサージをするように(バス法)行なってみてください!
そうすることによって歯茎の中の汚れを取り除くことができるのと、歯茎のマッサージ効果にもなります!
一生懸命歯磨きをしていても、磨き残しがある方は一度ご自身の歯ブラシやブラッシング方法を見直してみるといいかもしれません。
歯ブラシは見た目変わらないようにみえますが、長く使用していると実際は少しずつ先端が丸くなり、汚れが落ちにくくなります!なので、1ヶ月に1度の交換をお勧めしています。
基本的な磨き方は、歯ブラシの毛先を歯に垂直にあてて軽い力で小刻みに横に動かします。(スクラビング法)
スクロールが大きいと、歯と歯の間に毛先が行き渡らないので、「小刻みに動かす」ことがポイントです☆
最近では歯に対しての関心が高く、知識の多い患者さまも多くいらっしゃるので歯科衛生士として嬉しく思います!
そのような方々にとっては基本的なことではありますが、改めて今回おはなしさせていただきました。
まだまだお伝えできることはあると思うので、歯ブラシの選択や方法についてお困りのことがあればなんでも聞いてくださいね!
廣部でした!