みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の石垣です!
復帰しましたよーーーーー(叫)
1年半もお休みしてしまい、皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
また16時までにはなりますが、今後共よろしくお願いいたしますm(_ _)m
私の復帰と同時にハルデンブログも復活することになりました。
またみなさまに歯の知識をお届けできればいいなと思っております。
今回は【セレック】についてです!
もう、ハルデンタルオフィスではおなじみになりつつあるセレック。
受付横にちょこんといるやつです(*^ー゚)b
セレックとは
Ceramic REConstruction(セラミック修復)」の略で、コンピューターでセラミックの詰め物や被せ物を設計・製作するシステムのことです。従来の歯型取りや歯科技工所への依頼が不要で、短時間で治療が完了するメリットがあります。
CEREC(セレック)は、1985年、世界初の歯科用CAD/CAMとして誕生し、1987年シロナデンタルシステムズ社(当時はシーメンス社)より発表されました。
CERECは、接着性レジンセメントとセラミックによる保存治療の観点から出発したシステムです。金属やレジンなどの歯冠修復からセラミック修復物に代えることで得られるメリットは多いです。レジン重点による重合収縮によって発生するマイクロクラックを抑制し、二次カリエスを予防できます。また、金属アレルギーやメタルタトゥー(歯ぐきの黒ずみ)の問題もなく、プラークも付着しにくいといった利点、そして天然歯と遜色ない審美性も兼ね備えています。
ちなみに、当院は一番右の機械です★
以前はピンクの粘土のようなもので歯型をとっていましたが、口腔内スキャナで患者様の治療部位をスキャンした後に、コンピュータに取り込み、周りの歯とのバランスや噛み合わせを考えた修復物を設計し、それをセラミックのブロックから削り出すことで作製しています。
余談ですが。
セラミックを削りだす機会をミリングマシーンといいます。
そして、当院のミリングマシーンは…
レインボーに光ります!!!!!
しかも
ハッピーバースデーの音楽を流してくれます!!
ぜひお誕生日をミリングマシーンに祝ってほしい方!!
お声がけくださいヽ(^◇^*)/
本題に戻ります。
粘土のようなアルジネートで型取りしなくていいので患者様への負担が少ないです。
嘔吐反射をお持ちの方もいらっしゃいますので、喉にアルジネートがピトッとくっつくとオエッとなってしまうという事がないんです。
また、ワンデー治療とも呼ばれるセレックは
その名の通り1日で
虫歯除去(これは院長がやる)
型取り
セット
まで、できるのです。
※あまり大きな虫歯の場合はワンデーができない可能性があります
※ワンデー治療は追加料金がかかります
『セラミックできあがるまでに1週間かかります。』
なんて、ちょっと前は言っていましたが…すごいものですね。
長期連休前などは本当に助かっております(^0^)
また、セレックによる修復物は残存率は
1残存率を調べた臨床研究によれば、 10年使用すると、通常の治療が約68%なのに対し、セレック治療は約93%と非常に高い結果を出しています。
皆さんの負担が少なく、更には残存率が高いセレック治療!!
そんな機械を早々と導入した院長は…欲しいものは買っちゃう、まさに次男!笑
いや、違いました!患者さん思いの院長です★
スキャンした画像みてみたーい!って方は担当衛生士まで!
すーーぐお見せしますヽ(^◇^*)/
2児の母でもまだまだ衛生士を頑張りたい石垣でした!