みなさま、こんにちは。
院長の金村です!
先週の日曜に引き続き、本日もインプラントセミナーに参加してきました。
今日のテーマは、GBR手術上級者向け(歯周病が進行し失われてしまった骨の再生)オペの ハンズオン。
何か嫌な予感(笑)。そうなんです、、また、豚さんブーブーの下顎を使った実習です。
今年に入って早いもので3匹目。結構臭いにも慣れて来て、先週は依田先生と懇親会の際、 豚の角煮も食べられる迄成長しました(爆)。
今回は何時も人気のあるセミナーで満員御礼(笑)。つまり、その分多くの豚さんが鎮座している訳で、、マスクをしていても結構辛い(笑)。
ですが私も学習しました!口呼吸すれば、何てことなーい(笑)これは、先週の依田先生のセミナーで学びました。
肝心な内容ですが、骨の再生オペには色々と守らなければならないルールがあります。
最新の情報入手と知識のブラッシュアップ、手術手技の再確認のため、 東北大学の高橋教授に色々と教えて頂きました。
今になって思えば4半世紀前、東京医科歯科大学歯学部にいた頃に学んだGBRの手技は エビデンスに基づく術式が確立されていなかったので、教わる先生やメーカーによって まちまちだったと思います。
今回、何時も使用しているノーベルバイオケア社ではなく、商売仇(笑)のストローマンさん主催のセミナーに参加した理由ですが、セミナー講師が高橋教授であることです。
セミナー講師が開業医先生であることも多いこの種のセミナーですが、国立大学の教授ということで、 エビデンスに基づいた中立的なお立場でお話しなさることを期待しての参加でした。
(出てくるスライドも、開業医の先生が主催の場合、極端に古いものを出されてガッカリすることも 多かったですね。)
現役の教授が講師のセミナーの場合、毎日、歯学部生に教えているだけあって、万が一にも古いデータを出すと学生さんたちに マジ???となることが多いです(笑)
午前は座学中心、過去の常識が現在の非常識。
みなさまに解りやすい例で言いますと、
「血液抗凝固剤であるワーファリン等服用しているかたは、
抜歯前には薬の服用を 中止しなければならない」。
私が受けた頃の国家試験なら答えは丸なのですが、
今では、ばーーーつです。
悲しいことですが、抜歯後に 脳血栓が起きて実際に亡くなられたかたが実際にいらっしゃいます(泣)
午後はお待ちかねのブーブー実習。先ず左下顎の第一小臼歯を抜歯、そこにインプラントを 植立、骨との隙間にバイオス(人工骨)を入れてバイオガイド膜を縫い付けます。
その後は反対の右下顎に人工的な骨欠損を作り、インプラントをワザと骨が開裂する様に埋入、 インプラントスレッドに決して触れないように自家骨を乗せ、その上を更にバイオガイド膜で隙間なく縫い付けます。
2週連続週末自宅に居ない私、そろそろいい加減自宅に居ないと家族全員に忘れ去られそうな予感。。
画像を添付しながら匂いを思い出せるわたくし、、流石、戌年ですね(爆)
続きはまたの機会に!
院長の金村でした!!