皆さま、明けましておめでとう御座います。
今年もどうぞよろしく宜しくお願いします。
年が明けてもう21日経っているなんて、時間があっという間に感じている中薗です!
2019年はいろんな事があり、人生で一番濃い年かなと思っております!
2020年はゆっくりと過ごしていければ思います(*^ ^*)笑
今回のブログでは、歯磨き剤についてお話していきます。
皆さんは、口の中の汚れを落とすのに何気なく歯磨き剤を使っていますでしょうか?
歯磨き剤は、歯ブラシと併用して口の中の清掃を高めるために用いられる製品ですが、口の中の清掃だけではなく、むし歯や歯周病などの歯科疾患予防、口臭予防、
歯を白くするなどの効果を期待する薬物が配合されています。
日本では、歯磨き剤は配合成分と効能により、化粧品、医薬部外品、医薬品の
3種類に分類されています。
薬局やCMなどで聞いた事のあるワードかもしれないですが、どんな違いがあるのかも
一緒に説明していきます!
○化粧品の歯磨き剤
これは基本成分だけで構成されています。
○医薬部外品の歯磨き剤
基本成分に加えて薬用成分が配合されており、市販されている歯磨き剤の
約90%を占めています。
○医薬品
病気の診断、治療、予防に用いる薬。薬事法で、開発・生産・使用について
規制されている薬。医療用医薬品と一般用医薬品とがあります。
(基本成分→研磨剤、発泡剤、保湿剤、統合剤
薬用成分→むし歯予防、歯肉炎予防、歯周病予防、プラークの分解、歯石沈着予防、
知覚過敏抑制、タバコのヤニ除去、
今回は話が逸れて行ってしまうので、個々の成分説明は省略させて頂きます。)
薬用成分の中で最もよく知られているのがフッ化物で、歯の質を強化し、
むし歯を防ぐ効果があります!!
以前までの、歯磨き剤の使用目的は口の中の清掃を行う事によって
爽快感を得ることでしたが、最近では薬用成分を含む歯磨き剤を用いて
積極的に疾患を予防する目的に主眼が移行してきました!
歯磨き剤の使用量は、一般的に多いほど効果が高くなります。
ブラシいっぱいに付けてるという方もいらっしゃるとと思います。
しかし!!!
多量に歯磨き剤を使用すると口の中にだ液が多く溜まり、長時間の歯磨きが
困難になるため、1g(1cm)程度を使用するようにしましょう!
当院でも、メインテナンスの患者様にはフッ素塗布を紹介しています!
(他にも紹介している物あります)
病院で扱ってる物なので、市販の物よりも濃度が高くより効果を期待出来ます!
他に分からないことがありましたら、お気軽にご相談下さい!
中薗