皆様こんにちは!廣部です。
いつの間にか梅雨も終わり、すっかり真夏の天気になりましたね(≧∇≦)
外の暑さと室内のクーラーなど、急激な温度変化で体調を崩すことのないよう、体調管理にはより気をつけていきたいですね。
話は変わって、今日のひろ豆は「親知らず」についてです。
みなさんは自分の歯が全部で何本あるかご存知ですか?
通常、親知らずがある場合は上下16本ずつ、計32本の歯があります。
親知らずとは一番後ろにある歯のことで、「第三大臼歯」や「智歯」とも言われています。親知らずは上下左右1本ずつで、計4本あります。
大体思春期後半?20代で萌出してくることがほとんどですが、中には70代で萌出したという方もいらっしゃいます。
親知らずと聞くと、なんとなく斜めにはえているイメージがありませんか?
大昔の原始人はアゴが大きく、親知らずは真っ直ぐに全て生えそろっていました。ですが、食生活や環境の変化により、現代人はアゴが小さくなってしまったそうです。その為、
親知らずが萌出する十分なスペースがなくなってしまいました。スペースがなくなると、親知らずは歯茎の中に埋まってしまったり、斜めや横にはえてしまいます。そもそも親知らず自体が存在しない方もいます。
斜めあるいは横に萌出している場合は、歯磨きがしにくい状態なので、親知らずと、手前の歯もムシ歯になりやすくなります。
歯茎の中に親知らずが埋まっている場合は、歯肉の感染がしやすく、腫れやお痛みがでることもあります。
これらの他にも、顎の関節が痛くなる、歯並びが悪くなるなどの症状を引き起こすこともあります。
やはり、なるべくなら1本でも多く歯は残っている方が良いのですが、親知らずが萌出していることにより、別の部分に悪影響がでてしまう場合は抜いた方が良い時もあります。
例えば、抜く必要のない親知らずは、
○歯磨きがしっかり行き届いている
○上下の歯が噛み合っている
○大きな虫歯や重度の歯周病になっていない
などです。
他にも、別の歯がムシ歯や歯周病などで失った場合、その部分に親知らずを移植することも可能です。
親知らずはやはり一番奥の歯なので、歯磨きするのもとても大変だと思います。
今歯科業界では歯ブラシの他に、歯間ブラシやデンタルフロスなど様々な補助的清掃用具が販売されています!
それらをうまく歯ブラシと併用することで清掃率はぐ~んとアップしますよ!
親知らずに使えそうなオススメの補助的清掃用具は、ワンタフトブラシです!先が尖っている頭の小さい歯ブラシで、磨きたいところにスッとブラシ入れることができます。
使い方はとても簡単で、歯茎に沿わせて前後運動するだけです★
当院でも販売していますので、気になった方は是非お気軽にお申し付けください(^-^)
親知らずの萌出、リスクは人によって違うので、自分の親知らずは今どうなっているのか、少しずつ萌出してきていないかなどを確認する為に、歯科医院で定期的にパノラマレントゲン(歯の全体のお写真)を撮影してもらうのも良いですね!
自分の口の中の状態を把握しておくことが、予防の一歩になります!
把握した上で、自分に合った清掃法、清掃用具などを見つけていきましょう!!
お困りのことがあれば、なんでも聞いて下さいね(^-^)
ルーキー廣部でした!