根の治療をするときに、ラバーダムを100%使用する当院こだわりの理由
皆さま、院長が当院の歯科衛生士・阿部くんの根の治療する際、
ラバーダムの話をしたブログを覚えていらっしゃるでしょうか?
そもそもラバーダムとは、根の治療の際、唾液が侵入しないように、また、根の治療で必須アイテムでもある
実体顕微鏡のレンズが曇る原因となる呼気がかからないよう、
せき止めするゴムシートのことです。
東京医科歯科大学歯学部大学院う蝕制御学講座の大学院生として入局した当初から、院長から
”ラバーダムをしないで根の治療をする歯医者とは、、、話もしたくない、、、”と言われ、
改めてラバーダム(以下、ラバー)の有効性を勉強する良い機会を得ることが出来ました。
指宿の豆知識として、当時学んだこと、更に後々色々解ったことを徐々にご紹介します。
確かに、歯学部生として大学で臨床実習をしていた頃は、ラバーを使わないと根の治療は出来ませんでした。
特に学生時代の臨床実習で起きがちな事故を防ぐためにも(薬品が口腔内に付着したり、
根の中を綺麗にする器具が喉の奥に落ちるないよう、安全に治療を進めていくためだったと思います。)
根の治療に際し、極めて重要なラバーをするかしないかで予後に大きな差があることは、
歯科医師全員が周知しております、、、多分(笑)。
O ラバーダムを使用した場合の治療成功率は90%以上
X ラバーダムを使用しなかった場合の治療成功率は30%以下、、、
ラバーを使う歯科医師が少ない、また、保険点数が10年程前に無くなったから、はたまた
「みんなやってないし、、、」という消極的な理由で、ラバーをやらない歯科医が多いと考えられます。
続きを期待してくださいね!
指宿でした!!!