こんにちは。今日は豆知識です!
加藤がお送りしていきます!!
だんだんと乾燥しやすい季節になってきましたね。
今日はお口の乾燥、口腔乾燥症(こうくうかんそうしょう)についてお話、
そして、加藤自身も知識を一緒に深めていければと思います!
口腔乾燥症とは、種々の原因によって唾液の分泌量が低下し口腔内が乾く事をいいます。
別名ドライマウスとも呼ばれます。唾液は1日1.000~1.500ミリリットル分泌されています。
食事などの刺激時には4ミリリットル/分、安静時では0.2~0.5ミリリットル/分分泌されます。
食事の時にもっとも分泌されるため、経口摂取、お口から直接食べる事を行っていないと唾液分泌量は減少します!!
他の原因としては、加齢による唾液腺機能の低下や、ストレス、薬の副作用、口呼吸、糖尿病や腎臓病などの病気、シェーグレン症候群などがあります。
年齢を問わず日本におけるドライマウスの症状をもつ人は推定800万人程度とされています。
はい!ではどうやって自分が口腔乾燥症か?わかるのか?
テストがあります!サクソンテストというのがあります!
シェーグレン症候群や口腔乾燥症に対する検査法の一種です。
検査によって唾液量を測定します。
サクソンテストの手順を少しご紹介!予め計量した乾燥ガーゼを、一定の速度で2分間噛んでもらいます。?
その後、口腔内から取り出し、ガーゼの重さを測定することで、ガーゼに吸収された唾液量を調べることができます。2分間で2g以下であれば、口腔乾燥ありと判定します。たくさん出れば大丈夫!
また、口腔乾燥症の程度を確認する際には唾液の症状がサラサラから粘性を有した状態となると口腔ケアの介入が必要とされる状態になります。
自覚症状のチェック項目も少しご紹介しますね!
□ 口が乾く、ネバネバして話しにくい
□ アゴの下が繰り返し、あるいはいつも腫れている
□ クラッカーなど乾いた食べ物を飲み込む際にしばしば水を飲む
□ 舌がひび割れていたり舌に痛みがある
□ 夜間にのどが乾いて水を飲む
□ 味がよくわからない
□ 食べ物が飲み込みにくい
□ 口の中がネバネバする
□ 口の中が粘って話しにくい
□ 口臭がある
□ 義歯で口の中が傷つきやすい
3つ以上当てはまる場合は歯科医院に報告してくださいね!
原因となる薬の中止を行うなど対応相談していきましょう。
それでも改善されない場合は、対処療法として、保湿剤、人工唾液、唾液の分泌を促す薬剤、漢方を用いた治療などが行われます。
ドライマウスを適切に管理することは口腔ケアにおける重要なポイントです。
最近は、寝ている間に貼るこんな便利なテープもございます!
ドライマウスは唾液による洗浄作用や殺菌作用の低下によりう蝕や歯周病を進行させてしまいます。
また、口内炎も罹患しやすくなります!!
当院では衛生士による唾液の分泌促進マッサージをお伝えしたり保湿ジェルの使用をお勧めしております。
ぜひ相談、こちらからもご提案させていただきますね。
自費マッサージでの歯肉マッサージでも血行が促進されて唾液分泌増進しますよー!!
定期的に行う事で効果どんどんでますのでぜひお試しください。
加藤でした!