歯が真っ二つに折れてしまっても、諦めないで!

皆さま、こんにちは。
院長の金村です。調子と波に乗って
金豆も更新!

先日のオフィスブログでも申し上げましたが、わたくし、歯医者のくせに歯を削るのが大嫌い(笑)

地元大阪で治療した歯が全てダメダメで、東京医科歯科大学歯学部入学後(わたくしは43期)、4年上(学39期)の吉岡隆知先生(現在、よしおかデンタルオフィス院長ー歯内療法学専門医)に、ほぼ全ての歯を治してもらいました。
東京医科歯科大学は、2年間市川にある国府台キャンパスで放牧されたあと、3年生から御茶ノ水に来ることが出来ます。
(3年生に上がることを、”江戸川を渡る”とも言ってましたね。)

教養部2年間、TLCというナンパな(笑)サークルに属していたわたくし、当時部長であった小島先輩が写真部にも加入していたこともあり、写真部部長の吉岡先生と知り合えた訳です。
当時のわたくし、今とは違い地味に筋トレ、ブルース・リー並みの体脂肪率!

夏には大学の寮がある千葉県館山市でサーフィン三昧!

わたしが無事江戸川を渡ったころ、吉岡先生は既に歯内療法の大学院に進まれていました。彼の研究テーマは、現在世界中で主流となっているレントゲンのデジタル化であったことも懐かしい思い出。
大学院の研究や外勤で(笑)超多忙であった吉岡先生に治療して頂いたおかげで、現在までほぼトラブルに見舞われることなく過ごせている日々に感謝しております。

いつもながらかなり前置きが長くなってしまいましたが、当時、吉岡先生に治療して貰いながら感じていたこと、それは、、、
大阪で受けた治療とは全く違い、削り方も超慎重で、何度も何度も確認しながらむし歯だけを除去する姿勢でした。
過去、大阪で治療を受けていたときは、担当医がおもむろに来て挨拶もそこそこにろくな説明もなく、”はい、むし歯ですね”で(笑)、
どーんと削り、バーンと埋めて、ぎゃーんと削り、さーっと型取り、
はい、お終い(爆)
本当に酷い時代でしたね(笑)

吉岡先生の治療を受ける際、(当時口腔内カメラが普及していなかったので)左手で鏡を持ちながら自分の歯がどうなっていくのかを見るのが大好きでした。
健康で再石灰化するであろう部分は一切触らず、本当に取らなければいけない虫歯のみ取ることが、歯の寿命を延ばし得る唯一の方法であることも勉強出来ました。
余談ですが、わたくしの大学院のテーマ、それがズバリ、どのようにすれば削っていない健康なエナメル質に接着材を接着させるかでした!
その研究は、北海道大学歯学部保存科・佐野英彦教授のお蔭で世界的に引用され、今でもエナメル質接着のグローバルスタンダードになっていること、ちょっと(かなり)自慢です(笑)
その研究をもとに、わたくしが最も得意とする”歯を削らない治療”がこちら!
術前、(このかたは、不幸にも転ばれたときに歯をぶつけてしまい、、折れてしまいました。)

術後、

またまた、時間に注目(笑)
9分も掛かってしまいましたが、実質5分で終わっております。
使用した材料は、保険適応外のハイブリッドセラミック、アステリアA3BとNAです。
普通の歯科医院でおこなわれる治療なら、
まず感染が疑われる神経を取り~の、
土台をたて~の、
冠を作り~の。。

この歯を削らない治療は、約7万円程のチャージを頂戴します。
自分が受けたい治療しか患者さんに施さないと強く言っておられた吉岡イズム、今でも大切に実践しております。

歯を沢山削ることでしか評価されず、削る量が多いほど点数が上がる歯科保健医療制度、、わたしは全く賛同しておりませんし、ましてや自分の子供や肉親に歯科治療が必要になったとしても、絶対、保険診療で銀歯を入れるようなことはしません。

院長の金村でした!