皆さま、こんにちは。
歯科衛生士の門田です( ^ω^ )
かど豆です!
7月も後半に入りましたね。
暑い日が続きます。。。
でも、クーラーのつけすぎには注意してくださいね。
体調管理気をつけてくださいね。
さて、今日は小児(子供)の歯の予防方法についてお話ししたいと思います。
どうして小児の歯はむし歯になりやすいのでしょうか?
1.エナメル質が薄い
大人の歯と違って、歯の表面にあるエナメル質や中にある象牙質の層が半分しかありません。
そのため、虫歯になりやすくなります。
2.磨き残しがある
お口の中に食べたものが残っていたり、歯磨きが十分に行き届いてないのも原因の一つになります。仕上げ磨きはしっかりしていただきたいと思います。
3.甘いのを食べる
どうしてもお菓子やジュースは子供たちの好物になります。
食べたあと歯磨きしなかったり、だらだら長時間食べていたりするとむし歯になる原因になります。
小児の歯の予防方法!
①正しい食生活
最も大切なのが正しい食生活です。
子供は食生活が乱れただけで、すぐにむし歯になってしまいます。
3度の食事を規則正し摂っていれば良いのですが、いつもおやつや甘いジュースなどを食べたり飲んだりしている「だらだら食べ」の子供は口の中が常に酸性に傾きむし歯になりやすくなります。
普段口の中のPHは中性に近い弱酸性なのですが、食事をすると口の中のPHは酸性に傾きます。
PHが5.5を超えると歯からミネラルが溶け出して、脱灰という現象が始まります。
これはむし歯の始まりだが、食べ終わってから少しすると今度は唾液の働きで口の中が自然に中和され歯は石灰化して修復します。
しかし常に間食していると再石灰化する時間がなくなり虫歯のリスクが一気に高まります。
②フッ素
ミネラルの一種で歯質を強化虫歯菌の働きを抑制する効果がある。
「ぶくぶくうがいが出来るようになったらフッ素入りの歯磨剤を使い始め2~15歳頃までは定期的に高濃度フッ素を塗ってもらうと予防効果があります。
③歯磨き
エナメル質を丈夫にするためには唾液からミネラルを取り込んだり、フッ素で歯質を強化する必要があります。
しかし歯磨きしていない汚れた歯ではミネラルが十分吸収されず十分なフッ素の効果が期待できません。
虫歯予防のために歯磨きをしっかり行うのは非常に大切です。
④歯科検診
歯科医院では歯の磨き方や食生活を指導してもらえるほか、親では気づかない初期のむし歯も発見してもらえます。
初期段階であれば歯を削らず、歯磨きを念入りに行うことでむし歯になりかけの歯を治療せずにすみます。
1歳半検診や、3歳児検診のときに歯の集団検診をしたり、幼稚園、保育所で歯科検診はあるがそれだけでは不十分です。
普段の虫歯予防がうまくいっているかどうかを年に3~4回は歯科医院に検診に行っていただきたいと思います。
歯は無くなってしまったら、戻りません!
子供の頃からの予防が大切になってきます!
子供が小さいうちは、しっかり毎日仕上げ磨きはしてくださいね。
定期検診は本当に大切になります。
可愛いお子様が来るとわたしも癒されます!
是非、ハルデンタルオフィスに足をお運びください。
お待ちしております(^-^)
門田がおおくりしました!